5月に入り、中山間再生重点プロジェクト事業「彩りプロジェクト」会議が精力的に開催されました。
5月1日の会議の際に上がっていた「ワークショップ」と「住民アンケート」に基づく分析を元に、
5月13日に第2回が開催されました。 話し合いの結果
、「生活(福祉・店)」「交通」「防災」「交流」「産業」の5つの柱が上がり、その中で
「防災」「交通」「店」を重点的に検討することになりました。
5月25日の第3回会議では、彩りプロジェクトの委員を3班にわけ、分科会としてそれぞれ県から専門の職員さんにも加わっていただき、より具体的なところまでつめることができました。
「防災」に関しては
・まず、自分の家の周りのことを知る。危険な場所はどこか。避難するとしたらどこへ、誰と行くか。
・高齢者の方の昔からの言い伝えを、みんなが知っておく。(この山から水が出ると危ない・・ets)
・各自治会、地域単位での話し合いが必要ではないか。それを元に防災マップ、組織をつくる必要が ある。
「交通」に関しては
・高齢者の方で、交通手段を持たない方たちへの配慮が必要ではないか。
・イベントでの交通手段の確保から始めてみてはどうか。
・福祉委員会のアンケートから更に踏み込んだ現状調査が必要ではないか。
「店」に関しては
・波多の中心部から距離があり、交通手段を持たない方の物資購入の支援が必要ではないか。
・拠点を活用できる方法はないか。
・一人暮らし世帯、高齢者世帯、同居世帯、それぞれの現状調査が必要ではないか。
この事から、各地域ごとの住民の皆さん同士の話し合い、意見交換が必要ではないか、ということになりました。 それぞれの班がマニュアルを作成し、彩りプロジェクト委員3名づつ出向いて進行役となり、各地域の話し合いに参加することになりました。
防災の観念から、夏の豪雨を前に6月中に行うことになりました。
波多地区には15自治会がありますが、地形を考えて11(または12)地域に分かれて話し合い、検討します。
今年度の正念場の月になりそうです。住民の皆さんのやる気を高める秘策を考え中です。
この話し合いが、地域の活性化につながる絆つくりにもなればと、密かに期待を高めているところです。うまくいくよう皆さん拝んどいてくださいね。(最後は神頼みです)
梅雨が来ると、中学3年のときの豪雨を思い出します。(私は波多出身です。)
私の実家も土砂崩れでつぶれ、朝の出来事でしたので登校後の私が寝ていた布団の上には材木が突き刺さっていたそうです。考えると今の私はいなかったかも知れません。その当時、私はほとんど片付けの手伝いをしなかった記憶があります。今更ながらこの場を借りてごめんなさい。
その時戴いた命、何かをする役目をもらったのかも・・・と考えるときがあります。今がその時なのかと・・・。考えすぎかな・・・。 リョク